男の管理栄養士の現状

男の管理栄養士の現状

男の管理栄養士の現状

栄養士・管理栄養士といえば、女性が多いイメージがあるのではないでしょうか。実際、多くの現場でもほとんどが女性で、男性の比率は1割前後というところが多いようです。管理栄養士養成施設でも同様に、男性は肩身が狭い思いをしていることでしょう。ここでは、男性の管理栄養士の現状についてみていきましょう。
 まず、養成施設での男女比を見てみます。専門学校・短大・大学の男女比をいくつか調べた結果、男女比率は1:5から2:8くらいのところが多いようです。やはり、男性の方が圧倒的に少ないのですね。とはいえ、クラスの雰囲気は悪くなく、実習などを通して仲良く学べるようです。
 つぎに、年収についてみていきましょう。残念ながら、管理栄養士に関する公的な統計データはありませんので、栄養士のデータを見ることにします。厚生労働省がまとめている平成25年の「賃金構造基本統計調査」によると、企業規模によってばらつきはありますが、栄養士の年収は概ね330〜340万円前後です。月収にすると、22〜25万円となります。男女での差はあまり大きくありませんが、男性の方がやや高い傾向にあり、月収24〜28万円となっています。これは、男性の方が管理職になりやすいため役職手当などがプラスされているためと考えられます。
 また、男性の管理栄養士には、公務員を目指す人が多いようです。公務員として採用後は、公立病院や保健センターなどで勤務します。また、栄養教諭の採用率を見ると、男性が7.2%、女性が92.8%と大きく差はありますが、近年男性の比率が上がっているようです。このように、男性の管理栄養士が活躍できる場は少なくないことが分かりますね。
 いかがでしたでしょうか? 統計によると、男性では栄養士・管理栄養士よりも調理師資格を目指す人が多いようです。調理師もたしかにやりがいのある仕事ですが、医療や給食の現場で栄養の専門家として働く管理栄養士もとてもやりがいのある仕事ですよ。

 

管理栄養士国家試験の解説

更新履歴